たまちゃんのヨット四方海話(よもうみばなし)

ヨットで揺られるのが大好き。「日本貧乏セーラー連盟会長」を自称する普通のおっさんの備忘録。

2023年3月10日~16日、上架整備、船検・航海区域変更しました。

 

2023年3月10日 上架点検開始

いつもの伊東サンライズマリーナに上架。

船底の様子

昨年の上架時にはケチって規定量の2/3しか塗ってませんが、キール部を除いてあまり貝はついていません。

Seajet033はこの海域には有効だと思います。

ギャレー排水口

ただ、ギャレーの排水口に貝がびっしり。
シンクに水が貯まるのもこれのせい。

綺麗にしていつも使っていれば貝の付着も少なくなるかも。

 

業者さんにお願いしたこと

ここ2,3年、舵が固くなる現象が発生。
どうやら電蝕で舵軸が太くなってしまっているかも。

舵が通るハウジングを削って拡張。
楽に舵が回るようになりました。

 

あとレイマリンの航海計器を新規導入したので、もとから付いていて機能していなかったデプス(水深計)とスピードメーターのスルハル部を最新のものに取替。

旧デプス、スピートメータを外した跡

船内から見てみた。

スルハル換装完了

このあと、信号線の配線が大変です。。。。


船底塗装は念入りに

船底塗装は高圧洗浄~乾燥後、Seajet033をローラー塗装、のいつものパターン。

ただし今回はキール部の鉄部が露出している箇所があるためSeajet013をコーティングしてから上塗り塗装、

・・・のはずだった。。

ところがまたしてもポカをやってしまい、013とセットの硬化剤を家に忘れてきてしまった。

やむなく今回も鉄部に直接船底塗料を上塗りして誤魔化す。。

(大丈夫かな・・・)

プロペラは旧塗膜を剥がし、ペラクリンを再塗装

ペラクリンもしっかり厚塗り。
これで大丈夫でしょう。

 

デヘラーのロゴも綺麗に

せっかくのDehlerのロゴがくすんで来たので綺麗にしました。

マスキングテープを貼って、色を付けるところをカッターで切り出し、スプレー塗装。

ところが横着して一気に切ったりしたから余計なところに傷がはいってしまった。
横着はいけませんな。。。

スプレー缶で塗装してマスキングテープを剥がして完成

船舶検査と航海区域変更

15日は船舶検査の中間検査でした。

今回の検査で航海区域を「限定沿海」から「沿海」に変更。

これで沖縄本島までいけます。

(ただし宮古島や石垣島、八丈島から南は行けません)

今回の区域変更では「限定沿海区域」の範囲では従来通り定員12名のままですが

「沿海区域」に於いては最大8名の定員としました。

(救命浮器が8人分しかないからです)

 

消火器が手に入らない

船舶検査にあたって困ったのが消火器。

規定では2本、しかも「小型船舶用」としたものを備え付けなければならないんですが、サイズの小さなハツタのCSP-3Xが手に入らない。
注文しても2ヶ月以上待ち、入荷未定とのこと。

やむを得ず、納期の短いヤマトプロテックSSA-4Xを購入。

ただしデカい。収納に困る・・・

 

1日前倒しで下架

陸上でないと出来ない作業を終えて16日に下架。

その足で相模湾を往復してきました。

その様子は次の記事にて。。

 

おわり