たまちゃんのヨット四方海話(よもうみばなし)

ヨットで揺られるのが大好き。「日本貧乏セーラー連盟会長」を自称する普通のおっさんの備忘録。

ゴアテックス オイルスキンの洗濯

ひとり時間が楽しい

2025年3月11日に伊東を出航して5ヶ月と10日。
のんびりとシングルハンドでの沖縄往復ヨット旅に行って来ました。
その間、なんだかSNSにいちいちアップするのが面倒になって
今の一人の時間を存分に楽しみたい思いが強くなり
途中からSNSやブログの更新をほとんど止めてしまいました。

お陰で途中で安否確認の連絡が来るほどでしたが
SNSデトックスを満喫した旅でもありました。

そろそろ備忘がてら記録をつけていこうと思っています。
それとは別にブログも久しぶりに更新しようと思います。

今回のテーマはオイルスキンの洗濯

オイルスキンは命を救う?!

実はこの一生で一番高い服の一つが、いま使用しているオイルスキン。
注)ヨットの世界では「合羽」のことを「オイルスキン」といいます。
記事引用:ようするに、いわゆる「カッパ」のことなんですが。 【海の道具】|ヤマハ発動機 | 海の時間です。

 

かつて上下で2万円台のオイルスキンを長年使っていて随分ヘタってしまってるのに
ケチってそのまま使用していました。

あれは頭から波を被るような荒れたオーバーナイトの外洋レース。
防水性も通気性も劣化したオイルスキンは、昼は暑く汗でムレ、夜は汗が引かないまま風が当たり凍えるほど寒く、頭から被った波がフードや袖口から侵入して体を冷し。。。

結果は激しい船酔い著しい体力低下

陸に上がってから「これは駄目だ」と思い切ってMUSTOMPXを買ってみた。

当時、上下で18万円。 ボートショー価格でも16万円と、プアセイラーに手が出る価格ではなかったがリスク覚悟でヨーロッパの海外通販に挑戦。
総額12万で正規の商品が届いた。(もちろん国内の保証はない

 

それを着てまたロングの外洋レースに出とき、「値段の差は性能の差」ということを実感した。

暖かいのに汗をかいても蒸れない。
フードや袖口からも水が入りづらく、快適この上なし。
「オフショア向け」とされた商品は着ているだけで体力を温存できるものだと実感。

これは万一の際の生存率にも影響するに違いない。。

あれから8年、見かけ上は劣化することなく今でも活躍してくれている。


ところで今いくらするのか調べてみたら、公式サイトの価格は上下で28万円超え😱😱😱😱😱
あれからますます機能性向上、軽量化されているだろうが、流石にもう手が出ない。
今のをいかに延命して使うかが、目下の課題・・・

洗うタイミングを失くしてた

2年前に日本一周した際は出発が3月末だったせいもあり、だんだん暖かくなっていく中、MPXの活躍の場はあまりなかった。
ところが今年(2025年)の沖縄シングルハンド旅ではまだ寒い3月上旬の出発に加え、夜明けの出航も多く、防寒も含めて毎日のように活躍してくれた。

その後、だんだん暖かくなって来ると夏用の「レインコート」が主に活躍。
(注:コーナンのアウトレットワゴンセールで買った 上下で2800円の透湿レインコート)

その結果、MPXは冬物衣類とともに船の奥にしまい込まれたままになってしまった。

 

MPXにカビが・・・!

沖縄往復旅から帰って荷物を下ろして発見したのは、MPXについた黒いシミ。。。

黒カビ?!

清水を掛けて干してから畳んでおいたが、海水を流しきれてなかったのか?

ゴアテックスにとって一番の大敵だ。

これはやばい。すぐに洗濯!

 

酷い汚れ

裾の汚れ

トラウザも汚れが目立つ

黒いつぶつぶ

これはやばい・・・

洗濯は中性洗剤で手洗い

・襟口など汚れの酷いところは中性のウタマロ石鹸を塗り込んでから洗濯。
・しばらく漬け置きしたあと、柔らかい歯ブラシで軽くこすって汚れを浮かした。
・その後、すすいだあと、液体洗濯洗剤を規定量入れて3時間漬け置き。
・手で押し込みながら汚れを落とし、3回以上すすぐ。

 

襟や黒い汚れにウタマロ石鹸を塗り込む

 

汚れの部分にウタマロ塗り込み。内折りの箇所と生地の色が違う。

洗濯機ではなく手洗い

しばらく置いてから漬け置き洗い

すすぎも手作業

柔らかいブラシで汚れを擦りながら数時間つけ置き洗い+すすぎを3回

 

翌日、一日かけて干した結果

洗濯の結果、かなり汚れは落ちてくれたがすぐに洗っていれば黒いシミも取れたはず・・・
なお、NIKワックスやらの撥水洗剤は使っていません。
このあと防水スプレーを軽く吹いてからコインランドリーの乾燥機で熱を入れれば撥水力復活できるはず。

 

襟口は随分キレイになりました

ポケット部分も随分キレイに

トラウザの汚れも落ちました

黒いシミもかなり取れました

汚れがついていなかった箇所との差が明らかでしたが少しマシに

 

参考:メンテナンス方法について

販売元からの情報

◆MUSTO.jp (最低限の情報のみ)

・「Maintenance - 製品メンテナンス」
 http://www.musto.jp/service/service03.html

◆GILL JAPAN (MUSTOより詳しい)

・「Gill製品の お手入れ と保管について」
 https://gill.jp/apps/note/care/?srsltid=AfmBOopRwQbyomm-crXl7kaNc9hBLmssWxFEpGtZgHtBCCbbG5Ve5i8S

◆ 日本ゴア合同会社(ゴアテックスの公式サイト、非常に詳しく解説)

・「GORE‑TEX アウターウェアのお手入れ方法」
 https://www.gore-tex.com/jp/support/care/outerwear
・Youtube「ゴアテックス製品のお手入れ方法」(再生リスト)
 https://www.youtube.com/playlist?list=PLdYG_92yT1Ll9HgewLoH2rT0hOGCfaXvl

クリーニング業者からの情報

コラム「登山者必見!ゴアテックス製品の洗い方を専門クリーニング店が伝授」
   https://yamap.com/magazine/20555

◆アウトドア専門宅配クリーニング「山洗」
アウター・スノーウェアは同一料金。ダウンウェアは別料金。
 https://yamasen.tokyo/2023/

◆クリーニング&撥水加工サービス「ドロップルーフ」
 一般アウターとスノーウェア、ダウンウェアすべて別料金。
 https://droproof.com/

(了)