たまちゃんのヨット四方海話(よもうみばなし)

ヨットで揺られるのが大好き。「日本貧乏セーラー連盟会長」を自称する普通のおっさんの備忘録。

ビミニトップの設置①(自作)

我が艇のビミニトップ初号機(自作)設置の記録です。

ビミニトップとは

ビミニトップとは要するに日よけ。
夏の炎天下のクルージングには必須のアイテムです。
普段は畳んで風などの抵抗にならないようにします。

 

貧乏セーラーは自作だ

ヨット関連のアイテムは例にもれず、やたら高額なのだ。

ヨット用品店での販売価格は12万円以上。

特注サイズに至っては20万円を下らない。

 

そうなると貧乏セーラーは自作ということになり、2015年の夏に作ったのがこちらのビミニトップだ。

 

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製作費は1万円程度

・骨組み:ホームセンターで売ってる矢崎の「イレクター

・天幕:厚手の防炎シート(白)を使用。

    カットした端を折り曲げて細いロープを巻き込んで接着。
    骨組みとの接続はハトメを打って骨をロープで巻き込むようにした。

・バックステーを挟んで2枚のシートを左右に。使用後はバックステー前後の骨で挟むようにを折り畳む。

・折り畳んだ後は垂れ下がった天幕を巻き付け、やはり同じ素材で作ったカバー(長方形)を左右それぞれ掛けてロープでグルグル巻いて終了。

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折りたたむとこんな感じ。

不格好ではあったけど、これで式根島にも三宅島にも行って、炎天下での日よけとして必要十分な役目を果たしてくれた。

 

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そこそこの風にも耐えてくれたんだが・・・雨が降るとバックステーを中心とした切れめから溜まった水がまとめて落ちてくる。(笑)

 

・・・が、難点はサビ。
イレクター本体も可動式ジョイント金具もステンレスではないため錆びるのだ。

デッキにはサビ染みがつくし、パイプも錆びて弱くなってくるし・・・


錆びなければずっと使ってたかもしれないが、塩にまみれる環境には耐えられない。
内側がボロボロになってきた3年後の夏を過ぎ、2018年秋に廃棄となった。

 

「ビミニトップの設置②格安のビミニを購入」 に続く