尾鷲から那智勝浦へ向かいます。
2023年4月2日 風強い予防ですが北寄りの風なので大丈夫と判断。
メインセールを2ポンにして出航。
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今日からヨット仲間の大八木さんが旅に合流します。彼も普段は自身の船であちこち行きまくってる、私と同じくネジのどっか外れてる人(笑)
持ち前のコミュニケーション力で各港に知り合いがいて、心強い案内人です!
静かな湾内。このあと結構吹かれます。
その1 紀伊勝浦をめざします。
その2 真後ろからの風と波。
行きたい方向の真後ろから風が吹いて来ます。
これはヨットにとって実は都合が悪いのです。
そこでジャイビングと言って風を斜め後方から受けるように3角度をつけ、風下方向に右へ左へと切り替えながら走リます。
10時ころから雨雲に捕まる
ジャイブを繰り返しながら走っていましたが、
雨雲に追いつかれ土砂降りの雨に。
さらに風も吹き上がりMax24ノット。
かなり大揺れの状態でした。
しかも雷がピカピカ・ゴロゴロ、ドーーンと前方の海に落ちたような・・・
怖い思いをしながらのセーリング・・・
その3 間もなく那智勝浦に入港。
その4 尾鷲から那智勝浦に着きました。
豪華ヨット訪問
先に停泊していたカタマラン(双胴)ヨット、Acaia(アーケイリア)号Swan45の相澤オーナーにご招待頂き、船内へ。
ダブルのベッドルームが4つもある超豪華ヨットでした。
相澤オーナーは全国を走り回ってらっしゃるため、我々がこれから行く先々で係留可能な場所や人を紹介頂きました。
コーヒーとケーキをごちそうになりながら「人に言えない秘境」を紹介し合ったりと、楽しい時間を過ごさせていただきました。
相澤オーナー、金子さん、ありがとうございました。
ホテル浦島でお風呂
那智勝浦は大阪のヨットに乗っていた頃パールレースの回航で何度も寄ったところ。
考えてみれば10年以上ご無沙汰、久しぶりの来港です。
ヨット乗りの定番は漁港奥の温泉銭湯「はまゆ」ですが、Shigekiは勝浦が初めてということもあり、話の種に「ホテル浦島」へ。
「まだあるのか!?」という山の上まで続くエスカレーター。
江ノ島にも高低差46m、全長106mのエスカレータがあるのですが、360円の有料!
ところがここはケーブルカーでも良さそうな高低差77m、全長は154m、傾斜角度30度、階段なら428段というスケールで「タダ」!
スペースウォーカー<館内案内 サービス | ホテル浦島 公式HP | 大洞窟温泉忘帰洞 南紀勝浦温泉 Hotel Urashima Resort&Spa
エスカレータで上がった山の上から見た勝浦港がこちら
山の中をくり抜いて設置されたエレベータと地下道。
そして「忘帰洞」
忘帰洞から見る今日の海は荒れた波が岩にぶつかり、まさに「東映映画のオープニング」さながらです。(お風呂の中ということで撮影出来なかったのが残念)
こんな海を渡ってきたと思うと我ながらゾッとします(笑)
ホテル浦島公式サイト
ホテル浦島 公式HP | 大洞窟温泉忘帰洞 南紀勝浦温泉 Hotel Urashima Resort&Spa
明日の出航は見合わせ
夜になり、静かなはずの那智勝浦の奥でもピューピューと風が吹き付けています。
明日の出航は見合わせ、オフ日として、那智の滝でも見に行こうと思います。
(了)